an-an Special edition Osomatsu-san SPECIAL BOOK (Magazine House Mook) アンアン特別編集 おそ松さん SPECIAL BOOK (マガジンハウスムック)

I love the book so much! It even comes with a calendar with exclusive art on it

冷静に見れば小学生みたいなキャラデザインのはずなのに、カッコいい。中身は親の脛をかじっているクズニート(童貞)のはずなのに、なぜかカッコいい。末期だなあと思いつつ、ニヤニヤと我ながら気持ち悪い笑みを浮かべて眺めてます。中身は、前半は六つ子を実在する人物のようなノリで特集を組んでいる感じ。製作陣のインタビューもあります。キャラそのものにのめり込んで見ているファンも、一歩引いて「作品」として楽しんでいるファンも、両方楽しめる構成だと思います。

2017年、TVアニメ第１期と第２期のあいだに出版された、まさにスペシャルな一冊（そのまんま！）。「もしも６つ子のいる世界に『anan』があったら」、みたいな世界観の中、６つ子たちの“グラビア”を中心に、細かい記事もしっかり『おそ松さん』の世界であり『anan』してます。６つ子を演じた声優さんたちの（３人ずつでの）座談会・拡大版も楽しめましたし、浅野直之さん、遠藤綾さん、橋本由香利さん、TECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUNDのお三方、それぞれへのインタビューも読みごたえありました（制作プロダクション・ぴえろの本間道幸社長へのインタビュー記事も）。紙質は、ふだんの『anan』よりも厚みがあって丈夫（これは2019年に出た『えいがのおそ松さん』OFFICIAL BOOKも同様です）。全部で約70ページあるうち、付録のカレンダーは50ページあたり、手のひらサイズで透明の袋に入ってのり付けされています。開封するのにはなかなか勇気が要るかもしれませんが、カッターナイフ等を使って、そーっと開けてみましょう。

an an と、おそ松さんファンの方ならば、必ず購入するだろうと思う内容でした。それぞれの決めポーズが、an anらしいと思いました。

前の特集号の時も思いましたけど、まずグラビアがすばらしすぎます…！ちゃんとアンアンの色づかいと雰囲気で、でも六つ子そのもの…！あと個人的にツボだったのは六つ子それぞれの特徴にあわせた特集ページでした。ちゃんと雑誌してるのに世界観が松。絶妙なブレンド具合に拍手喝采です。

6つ子達みんなイケメンですね、最高でした。中でもカラ松かっこよすぎて奇声あげてしまいました。