Mr. Mr. linear compressor L7 / Platinum brush set PS309
パ**ん
素晴らしいキットですが…(2020年12月 最新追加レビュー)
40年前からエアブラシ塗装をやっています。その当時は、自作したルアーのグラデーション塗装をやっていました。最近は、もっぱらスケールモデルやガンプラの塗装です。いろんなメーカーのエアブラシやコンプレッサーを買い換えながら使っていましたが、最近タミヤのコンプレッサーの調子が悪くなってきたので、思いきって最新型のL7キットを購入してみました。【商品レビュー】L7は圧力も高く、エアを出さない時は、常時、圧力が0.2以上を示しています。なので最大0.12ぐらいの圧力で塗装することもできます。(注意 初回使用時のみレギュレーターのボトルをしっかり絞め込まないとなりません。購入状態では、ボトルが緩んでいて圧力が0.15までしか上がりませんでした。)しかし、その高い圧力の為、最初の一噴きは注意が必要です。常用する圧力の0.05~0.07まで下がるのに1秒~2秒かかります。その途中にレバーを引いて塗装を噴出させると、想定外の塗料が噴き出し失敗することになります。でも付属のエアブラシでエアの圧力、塗料の噴出量も細かく調整できるので1~2回使えば慣れるでしょう。本塗装する前に、必ずプラ板に試し噴きすることをお薦めします。慣れれば、細吹きから、広範囲の塗装まで自由自在に塗装できます。唯一の欠点は、沢山の方がレビューしているように、コンプレッサーとレギュレーターを接続するエアホースの短かさです。(40㎝)このホースを延長しないと、コンプレッサーの置き場所に頭を悩ませることになります。延長ホースは、クレオスやタミヤから出ていますが、レキュレーターに繋がるホースは接続ジョイントが、1/8と細口になっているので、1/8と1/8のホースを連結させる別売りのジョイントが必要になります。これで、ホース約1200円、ジョイント1000円の出費が掛かるので、ちょっと痛いですね。音は真夜中にコンプレッサーを動かしても全く問題ないレベルです。(金魚用のエアポンプのようなブ~ンという低い音です)。タミヤのコンプレッサーよりかなり静かです。タミヤのツインファンの塗装ブースより小さな音ですね。いろいろ書きましたが、直ぐにエアブラシ塗装を始めることのできる、素晴らしいキットです。このキットの購入を検討されている方や、購入されたばかりの方の為に、実際に使ってわかったことを、追加でレビューします。【重要】まず、このキットの特有の挙動 (欠点?) だと思われる、MAX圧力から、設定圧力になるまでのタイムラグ対策についてのレビューをします。このキットは、0.07から0.1ぐらいでベタ噴きする時は、タイムラグは、ほとんど気になりません。何の問題もなく、普通に塗装出来ます。このぐらいの圧力で塗装するなら、間違いなく★★★★★のキットです。しかし、0.03~0.05の圧力で、多くのパーツにグラーデション塗装やシャドウ噴きをしていると、このタイムラグが凄く気になってきます。なにせ、エア圧が常時0.2ぐらいかかってますから、低圧力で塗装を噴くと、設定圧力まで下がるのに、本当に2秒ぐらいかかるのです。(この特性を、商品不良とレビューされてる方がいますが、それは明らかに間違いです。)低圧力でグラーデション塗装やシャドウ噴きをする時は、パーツを代えたり、向きを変えたりする度に、小まめに空噴して、エア圧を完全に下げてから、塗装を噴射させないといけません。これを長時間続けるのは、正直、きつすぎます。この時点で、もう評価は★☆☆☆☆です。少しでも注意が散漫になると、プシュッ!「あっ!ヤッちまった!ああああ!」と、ひまわりの花を咲かせてしまいます。やらかす、度にいらっとします。昔、クレオスのホームページに、設定圧力に下がるまで、空気だけ噴射させて、塗料を噴射させて下さい(今は削除されてます)と書かれていましたが、低圧力の長時間塗装で、1度も、ひまわりの花を咲かせずに塗装を終了させるのは超人レベルの作業です。普通のおっさんにはきつすぎます。なので、このタイムラグ対策を自分なりにいろいろ調べてみました。その結果、低圧力でグラーデション塗装やシャドウ噴きをする時に、タイムラグを無くすには、①田宮やWEVEタイプの調整タイプのレギュレーターに交換する。②圧力補助タンク付きのコンプレッサーに交換する。③付属のエアブラシ(プロコン)のエアアジャストネジを調整する。以上、3つの対策があることが解りました。(①②は、試してないので、本当かどうかは解りません。)買ったばかりの、キットのパーツを、他の物に交換するのも、馬鹿馬鹿しいので、さっそく、③のプロコンのエアアジャストネジの調整を実行してみました…。【結果報告】さっそく、レギュレーターで圧力設定を0.1に固定して、プロコンのエアアジャストネジを締め込んで推定0.03~0.05ぐらいの低圧力でグラーデション塗装をやってみました。??????…こ…これは!空噴きしてタイムラグを無くさなくても、ほぼ塗料噴射量が一定になりました。低圧力で長時間塗装をやってみましたが、ほぼ完璧です。以上、プロコンのエアアジャストネジを使えば、低圧力塗装の長時間塗装でも失敗がなくなるのです。いや~あ、良かった。良かった。ん?【その代償…】しかし、このエアアジャストネジはコンプレッサーから、エアブラシに来ているエアを絞るだけの物で、その場所からエアを外に放出させる物ではありません。よって、レギュレーターの圧力計の目盛りの数字は、プロコンのエアアジャストネジで空気を絞れば絞るほど、メリメリ上昇してゆきます(汗)。この特性により、プロコンのエアアジャストネジで、圧力を調整する時は、レギュレーターの圧力計の数字は、全く意味をなさなくなります。(プロコンのエアアジャストネジでエア圧の調整を行う前に、圧力の初期設定する時には必要です。)つまり、プロコンのエアアジャストネジを調整する時は、雑誌に「グラーデション塗装時のエア圧は0.05ぐらいで・・・」、と書いてあったから、圧力計を見ながら、レギュレーターのエアアジャストネジで、設定圧力を0.05ぐらいにして塗装すりゃいか・・・と言うような、安易な圧力調整は一切、出来なくなってしまうのです(汗)。プロコンのエアアジャストネジで圧調整をする時は、塗料の噴射量だけでなく、エア圧も、経験上の勘と、試し噴きで調整しなければならなくなることを知っておいて下さい。また、うがいをさせる時、エアアジャストネジを開かなければ、エアの逆流量も減っているので、うまくうがいできません。このように、プロコンのエアアジャストネジで圧調整すると、低圧力でも塗料の噴射量を一定に出来るようになるのですが、塗装開始から終了までエアアジャストネジを弄くり回さないといけなくなるのです。でも、こう言うのって意外と楽しいんですよね…ただ、初めてエアブラシを使う初心者の方や、めんどくさがり屋の方は、エアアジャストネジの調整はやらない方が良いかもしれませんね。プロコンのエアアジャストネジを全開したまま、レギュレーターのエアアジャストネジで設定圧力を調整する、普通の圧力調整でも、細心の注意をはらい、常に空噴きしながら、タイムラグを消せば、低圧力塗装でも全く問題ありませんから…(出来るなら)。ちなみに、0.2㎜のプロコンでも、試してみましたが、キット付属の0.3㎜のプロコンと全く挙動を示しました。L7に、エアアジャストネジがないエアブラシを使おうと考えている、こだわり塗装派の方は注意が必要かもしれません(あくまで個人の意見)。【その他の追加レビュー】後、コンプレッサーの連続使用についてのレビューも書いておきます。田宮のコンプレッサーは、長時間、使用すると異様に熱くなるので、連続使用は厳しいのですが、L7はコンプレッサー自体が熱を持ちにくいので長時間、塗装が出来ます。実験的に、夜中から、明け方までほぼ連続で使用してみましたが、何の問題もなく塗装できました。最後に、雨天時に塗装した時のレビューも書いておきます。温度24℃、湿度70%の日に、塗装してみましたが、普通のラッカー塗料も、ラッカー系のクリアー(つや消し、半光艶、艶あり )も、全く白ボケすることなく、普通に塗装出来ました。梅雨の時期、助かります。ただ、レギュレーターのボトルに、かなり水が溜まるので、ボトルの小まめなチェックが必要です。(この時、ボトルの1/3ぐらい水が溜まりました。)追加レビューは以上です。前回のレビューでは、すぐ、エアブラシ塗装が出来る、このキットの素晴らしさに、思わず、満点評価の★★★★★をつけちゃいましたが、低圧力で塗装をするには、細かい調整や慣れが必要なことが解ったので、購入を検討されている方や初心者の方の為に、評価を★★★★☆に変更させて頂きます。使い方に慣れるまで、ちょっと時間が掛かりますからね。【最新追加レビュー 2020年12月 初めてエアブラシを使う方に!】☆プロコンのメンテナンスについて。自分は、毎回ニードルを引き抜き掃除してますが、念入りにうがいさせても内部にかなり汚れが残っています。うがいだけで掃除を終わらせると次回使用時に、レバーの動きが確実に渋くなるのが分かります。付属のプロコンは説明書に、分解掃除はやらないように記載されていますが、他のメーカーのエアブラシ同様に、使い終わった後、ニードルを引き抜き内部を掃除しないと、最終的に中に残った塗料でニードルが張り付き動かなくなります。分解掃除はタミヤから出てる、シール剤と2種類のブラシがセットになったメンテナンスキットがお勧めです。クレオスさんのメンテナンスキットは分解掃除を対象にしてませんからね。なお、分解掃除のトラブルは自己責任になりますのでYouTubeなどで、分解掃除のやり方を良く見てメンテナンスして下さい。エアブラシの構造が理解出来れば分解掃除は簡単に出来ますよ。
8**8
模型初心者が使ってみた感想
2017年10月に購入。価格36805円戦車模型に手を出して、取りあえず始めは筆塗りでやっていましたが、どうしてもムラが気になってスプレー缶かエアブラシのどちらにしようか迷っていましたが、レビューを見て思い切って買ってしまいました。初めて塗装したザクⅠも綺麗に吹けたと思うのでこれからも使おうと思っているなら買ってしまった方が、スプレー缶を使うより良いと思いました。以下良かったと思う点。①自分の好きな時に好きな配色での塗装が出来る。②何も分かっていなくてもなんとなくそれらしく出来てしまうこと。③もっと色々と塗ってみたくなる衝動に駆られる。④慣れればもっと色々な表現が出来るようになると感じられること。⑤ぶっちゃけ色塗り楽しい←これ重要。初期投資としては決して安くは無いですが、永くつかえることを考えると良い買い物だったと思います。
N**I
オールセットですぐ使える!(スターターキット)
すべてが一式になっており、迷う必要がない!静粛性の高いリニアコンプレッサーがこの価格で使えるのは30年前からすると夢みたいです。『グン産』と言われているころからのプラモファンにとっては信頼性の高いメーカーです。コンプレッサー、エアブラシ、レギュレーター等々を別々に購入するとかなり高額になりますが価格的にも納得の商品だと思います。(Mr,クリーナーボトルとMr,ツールクリーナーは必要ですよ~)
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