BANDAI SPIRITS Hobby - Figure-Rise Standard Kamen Rider Double FangJoker

ファング側の成型色がパールホワイトで、本編とまるで異なります。素組みで作るとだいぶイメージが違い、ガッカリしました。なぜMG FIGURE-RISE版と同じ色で出せなかったんでしょうか？なぜこれでOKだと思ったんでしょうか？気になる人にとったら、ファング部分は全部塗装の必要あり。余計な出費が重なります。また、ファングの顔の涙腺ラインが入っていないのも残念。プロポーションや可動域はこれまでのシリーズと変わらずフィギュアーツ並に良いだけに、色だけがコレジャナイ感が強いです。発売前に、注文後キャンセル不可の理由が分かったような気がします。真骨彫アーツのファングジョーカーが恐ろしくプレミア価格になっているから、こちらに手を出したのに完全に失敗でした。

造形よし、（胸を除いて）可動よしですが惜しいと思う所も多いです。まず全体的に体が細身で手首部分と太腿はもう少し太くていい。若干頭も大きいかも？他にも胸と腹を繋ぐ関節の位置が前の方にあるせいで可動がおかしかったり、ファングボディの色がパールホワイトで劇中と異なるなど色々ありますが、個人的に一番の問題は肘と膝の関節。関節部のディテールを再現するためか、ディテールが彫られた板や箱のような形になっていて人体のものというよりロボットの関節みたいで見映えが悪いです（特に肘）。人によってはある程度の塗装と改造が必要になると思います。