The Art of Happiness: A Handbook for Living Paperback – July 21, 2020

Reading it every day can keep calm. It is impressive.

KIMOCHII GA II. YONDE KUDASAI.

Dalai Lamaの関わる本は、この本がはじめてです。 仏教分からなくてもいい。この本は、どんな信仰の人に でも読めるように書かれている。幸せな人生をおくるには どうすればいいかいっぱいいっぱいよきアドバイスが 載っている。そのアドバイスを実行に移るのが難しいのだが。

チベット仏教の最高指導者として、多くの困難と対面してきたであろうダライ・ラマの生き方を、精神科医の立場として一冊の本に仕上げている。宗教的側面は弱いので、多くの人にとって受け入れやすい内容ではないだろうか。

人生の目的について，「結局それは人それぞれでしょう」と逃げてしまっていた私にとって，堂々と「人生の目的は幸せになること」と言い切ってしまうダライ・ラマのメッセージは目から鱗だった。 さらに，「あなたと同じように他の人々も幸せになろうとしているのです」と，ごく当たり前の話を積み重ねる事で，幸せになる方法を説いて行くという宗教家臭さを感じさせない話は，確かにベストセラーに値するものだ。この本の引用集で，”The Essence of Happiness: A guidebook for living" というミニ本もでている。

99年発売当時北米でベストセラーとなった書。UCLAの書店で見かけ直ぐ購入。法王の書は仏教に関するものが多く、仏教への知識や興味がないと読み込み難いのだが、これは庶民に向けた書と言える。生きていく上での苦悩や煩悩を如何に乗り越えていくか、幸せを如何に掴むか、といったことを様々な事例を取り上げ、述べている。精神科医のカトラー氏が一般人が考え得る疑問を投げかけながらの問答もあり、非常に読み易く、分かり易い。ただ、所謂“幸せの術”は、万人が持って生まれたものでありながら、一定の訓練や修練を経なければ、決して自分のものにはならない事実も付言している。日々煩悩に付き纏われ、ストレスが渦を巻く社会に身を置いていると、読みたくなる作品です。読めば少しは楽になる作品でもあります。

内容がプラトニックな話しすぎてちょっと現実感がなかった気がします。インタビュアーが心理学者の方なので質問がステレオタイプなのです。政治色の強い本なのかなと思って読んだのでちょっと期待外れでした。しかし、compassionの精神は深く理解できますね。あの方が語っていると思うと心が浄化されます。